子供が「勉強好きになる方法」はないかな?とお悩みのママたちが多い現代。今回は珍しく子育ての話をしようと思います。
息子が高校生になり子育ても終盤にさしかかってきた、ことり(@kotorisan_pata)です。
ちょっと自慢に聞こえるかもしれませんが、うちの高校生になる息子は勉強ができます。中学2年生くらいからは学年トップで、高校は北海道で一番と言われている進学校に通っています。道内各地から勉強ができる子が集まっているのですが、その中でも中の上くらいをキープしているのですごいなと感心しているところです。

我が息子ながら尊敬だよ
私は勉強ができれば幸せな人生を歩めるとも思っていないし、いわゆる教育ママでもありません。でも、ママ友に「どうやって育てたら、そんなに賢くなるの?」と聞かれることが多いので、どうやって育てたか考えてみました。

勉強好きになる方法とか考えたことない・・・

ヒントになるのかな?

改めて考えてみたよ
勉強好きな子に育てるヒントになれば幸いです。
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勉強好きになる方法は「勉強しない」?!

うちの息子は3歳から幼稚園に併設された保育園に通っていました。
当時「幼稚園は平仮名の読み書きの練習をするのに、保育園ではしないの?」と保護者会でどこかのママが質問したのを覚えています。
その時の先生の答えが「小学校で最初に習うひらがなを入学前に覚えてしまうと、小学校の授業がつまらなくなってしまうので保育園では教えません」と言ったんです。
ほとんどのママたちは納得できない様子で「自宅で勉強させるしかないか」という感じでした。極端かもしれないし、それが良いのか悪いのかは分かりません。でも、妙に納得した私は小学校入学まで家庭でも勉強させたことがありませんでした。

「もう知ってるよ~」ってなりそうだもんね

それはそうかも
知っていることが自信につながる場合もあるかもしれませんが、小さいうちから親がしゃかりきになって勉強させる必要はないんじゃないかなと思います。子供が聞いてきたら教えてあげる程度で大丈夫だと思います。実際、小学校入学時にひらがなが書けなくたって全然平気でした。

やってみるなら自己責任でお願いね
小学校に入学してからも勉強は学校の授業と宿題だけで、塾に通ったり通信教育などはしていません。
大切なのは勉強を楽しめるかどうか

私は勉強ができる子に育てるには意欲や「こうやったらどうなるんだろう」「他の方法はないかな」というワクワク感・探求心が大切なのかなと息子を見ていて思います。そして、その意欲や探求心は「遊び」を通じて育ったと思うんです。
なので、勉強好きになる方法として考えられるのは「色々な遊びを経験させる」ということだと思います。勉強も遊びのひとつとでもいいましょうか・・・難しい問題が解けると「よっしゃー!」とゲームをクリアしたような感じで喜ぶんですよね。

むしろ楽しそうだよ
そして、勉強の合間には絵をよく描いています。偶然にも勉強の息抜きに絵を描くの良いらしいんですよ!(何に良いのかは忘れました)
勉強の合間に描いた絵をTシャツなどにしていますので、ぜひ覗いてみて下さい。
勉強好きになる方法は「思いっきり遊ぶ」
「できる子ほどよく遊んでいる」と耳にすることがあると思います。じゃあ、遊びならなんでもいいのか、ゲームばっかりしてて勉強ができるようになるかというと、そうじゃないですよね?だから、ママたちも悩むんだと思います。「遊んでいて勉強ができるようになるなら、うちの子だって頭が良くなるはず」って思いますよね。
それじゃ、勉強が好きな子に育つ遊びって何だろう?ということで、うちの息子が保育~小学生の時どんな遊びをしていたか振り返ってみます。
ゲームは買い与えないとか、TVは見せないという家庭もあると思います。ただ、私は新しいものを上手く取り入れたり楽しむことも大切だと思うので、あまり厳しく制限したことはありません。

改めてみると色んな遊びをしているね
\運の要素が強め/
小さい子でも勝つチャンスあり
このカードゲームは息子たちが保育園~小学校低学年のときの定番でした。運の要素が強いゲームは小さい子供でも勝つチャンスが多いので初めてのカードゲームにぴったりですよ。負けるとすぐふてくされる次男もこのカードゲームは楽しく遊んでくれました。
遊びの本質は?
先日、読んだコラムにこんなことが書いてあり「その通りだな」と思ったので参考にしてください。
「遊び」とは次の5つの要素が2つ以上合わさったもの
- 想像的・創造的である
- 自然と触れ合っている
- 集団的である(オンラインゲームは除く)
- アナログである
- 肉体的・精神的充足感がある
そして、このような遊びをすると「普遍的基礎能力」が無意識のうちに「学び」として備わるそうです。
- 創造力→新しいものを作り上げる
- 想像力→イメージする力がつく
- 積極性→遊びに参加するとき気持ちは前向き
- 交渉術→問題があったときに話し合う。口喧嘩も一種の交渉
- 協調性→集団で遊ぶと育まれる
- 探求心→遊んでいるうちに遊びの水準があがる
- 集中力→遊びは夢中になれる。集中力がつく
- 心身の健康→いうまでもない
絵本の読み聞かせは想像力、物を作る遊びは創造力、友達と外で遊んだり、スポーツをすることで交渉術や協調性が生まれます。ゲームばかりじゃなく一緒に色々な遊びを楽しめたらいいですよね!キャンプは遊び要素のすべてを網羅していると思うので本当におすすめです。
キャンプ道具を持っていないけど、キャンプに行ってみたい。
そして、この『普遍的基礎力』が備わると勉強は自ずとできるようになるんじゃないでしょうか。
考えるのは子供。考える力をつけてあげるのが親

大人でも趣味や遊びを楽しんでいるのに仕事ができる人っていますよね?この「普遍的基礎力」って勉強だけじゃなく、働くようになってからもすごく生きてくると思うんです。

一生ものの力だと思う
ただ、勉強ができればいい?違いますよね。きっとママたちは勉強を通して、この「普遍的基礎力」を身につけて欲しいと思っているんだと思います。(違うかな?)
だとしたら、勉強、勉強という前に子供と思いっきり体や頭を動かして遊んでみるといいですよ!子供が遊んでいる横でスマホをいじってばかりいませんか?小さい頃に色々な遊びを経験し「普遍的基礎力」が備わっていれば、中学生になって高校受験を考えた時に自分で勉強するようになるんじゃないかと思います。

本当?

たぶん・・・
我が家の息子も中学2年生になってぐんぐん成績が伸びました。それは、自分で考えて「勉強する」選択をしたからだと思います。
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息子は中2の夏から高校受験までの1年半「勉強する習慣をつけたいから」とオンライン塾を受講していました。高校生になってからは塾など一切いっていませんが、北海道大学や名古屋大学がA判定くらいの学力は自分で維持しています。

頑張ってるよ♪
考え行動する力は一生もの!

私は「勉強しなさい」と言ったことはありませんが、「勉強しておくと選択肢が広がるよ」というアドバイスは小さい頃からしています。勉強するかしないかは本人次第。
周りからのアドバイスや情報を自分で吟味して、何が自分にとって必要なのか、何を頑張るべきなのか考えるのは子供自身であってほしいし、親としてそうすべきだと思っています。

口を出したくなるけどがまん!
好きなことや興味のあることをやるためにどうしたらいいのか想像力を働かせて、それをトコトン探求する意欲や創造する力を身につけて欲しいなと思うんです。
なんだか話が反れたような気もしますが、勉強ができる子は自分で考え、行動し、追及する力がある子が多いと思います。「勉強しなさい」というよりも、その力(普遍的基礎力)を育ててあげることが子供の可能性を広げることになるんじゃないかなーというのが「勉強好きな子」を育ててきた私の感想です。
子育てに正解はないと思いますし、色々な考えがあると思います。私の考えにも賛否両論あると思いますが「子供が笑顔でいられる将来」を望む気持ちは同じですよね。ひとりの意見として読んでいただけたら嬉しいです。
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最後までお読みいただきありがとうございました。